終わった人(内館牧子)
この小説では、退職したことの「虚無感」「無力感」から、あがきもがいていく様が書かれています。
私の場合は。。
私は65歳まで働くつもりでしたが、55歳くらいの時に身体に不調を感じてデスクワークを続けることが、できなくなりました。
それで不調を感じてからの5年ほどは、ただ退職金を満額貰うために、年金を60歳までかけるために、それだけを思って頑張って働きました(^O^)
だから60歳の定年を迎えたときは、もう嬉しくて、嬉しくて。。!!
ただ実際には、経済的な不安から66歳まで、デスクワークではない立ち仕事で週2回だけど働きましたが(^O^)
今、完全なフリーになって思うことは。。
私としては、働ききったと思っていること。
だからこの本の主人公のような「虚無感」や「自分の存在意味」はあまり感じなくて
頑張った自分に、これからはやりたいことができる時間をもらおうと思ってる。
お金は、なんとか工夫してやっていけると思うけど、時間は、なんともならないもの。
山歩きも、「年齢に限界がある。」と周りに言われてます。
年が行けば行くほど、その人の生き様が、はっきりして来るように思う。
「終わった人」と思うのではなくて、「これから、楽しむ人」になりたいな♪
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