摩耶山天上寺にはアサギマダラがたくさん飛んでいました(^^)

アサギマダラ

アサギマダラは、日本で唯一渡りをする蝶として知られています。

本州などの標高1000mから2000mほどの涼しい高山地帯で繁殖します。

と言うことで、大体この時期に六甲山などでよく見られます。

この摩耶山天上寺には、アサギマダラの好きな「フジバカマ」がたくさん咲いていて、この時期いっぱいのアサギマダラを見ることができます。

アサギマダラはそんなに人を怖がらないので近くによって写真も撮ることができるんです(^^)

この写真の羽をよく見てください。

何かが書かれていますよね♬

マーキングをされたアサギマダラです。

マーキング調査とはアサギマダラの移動状況調査のために、捕獲したアサギマダラの翅にマーキングをして、再捕獲情報を共有する取り組みです。

再捕獲情報から移動ルートや時期、移動距離などを調べることができます。

マーキングは捕獲したアサギマダラの翅にダメージを与えないように注意しながら油性ペンで捕獲した日付・場所を記入します。

このアサギマダラには、「白山」と書かれているのがわかります。

と言うことは、この個体は白山から飛んできてくれたんですねっ!!

去年、アサギマダラを見て羽に何か書かれているのを見たときは驚きましたが、長距離を移動するこの蝶々だからこそ、こういう調査が行われているんですね。

こんな小さな体で、渡り鳥のように移動するなんて、自然や生命の尊さを感じてしまいますね!

今年もこうやってたくさんのアサギマダラを見ることができて、本当に嬉しかったです(^^)/